日本の宝!山容から分かる富士山の特徴
こんばんは!つんです。
今回の記事では、山容から分かる富士山の特徴を伝えます。
富士山は日本最高峰(3776m)の活火山であり、世界文化遺産に登録されています。
富士山は何十万年も前から火山活動を繰り返し、溶岩や火山灰が積み重なったことにより、今の綺麗な円錐形になっています。
宝永4年(1707年)に起きた宝永大噴火により、富士山最大の側火山である宝永山とその火口が誕生しました。それ以降は、噴火が起きていませんが、私たちは今も活火山であることを忘れてはいけません。
また、大沢崩れと呼ばれる西側斜面にある谷も特徴的です。大沢崩れは、山頂付近の複数の噴火活動の跡です。山頂付近の風雨による侵食と噴火による溶岩流の埋め立てが繰り返されたことによって、生成されました。
(写真: 長者ヶ岳から見た大沢崩れ)
富士山は日本の文化にも深い関わりがあります。
今から1300年以上前の万葉の頃から人々に詠われ、現在まで多くの富士山を描いた作品が残されています。富士山は日本人の精神と感性を育み、今も登山や信仰、風景の対象として、多くの人に愛されています。
以上が山容から読み解く富士山の特徴でした。日本一の名峰である富士山の歴史文化に触れながら、これからも自然を大切にしていきたいです。
(写真: 大菩薩嶺から見た富士山)